日本地域資源学会の研究活動

日本地域資源学会の会員は、自由なスタイルで、ジャパン・コンテンツとミュージアムにかかわる多彩で楽しい研究会に参加し、交流することができます。そこでは、一人ひとりが夢を育み、自らのスキルをみがきあげることができます。そして、その成果を発表することで、あなたの本を創作し、刊行することができます。そして、あなたの学びの成果を地域社会にいかすことができます。

未来のための7つのプロジェクト

1:ジャパン・コンテンツ楽習会

五感でふるさとの宝物を知る
歴史、文化、自然、美に加え、「食べる」「設える」などにも踏み込みます。現地へ訪れての交流会やふるさとの宝物にかかわるゲストを迎え交流するなどして、ふるさとの宝物を知るための学びを実践しています。「白神の生活物語を食べる」「足利銘仙を楽しむ」「烏山の山あげでうどんを食べる」などのテーマで開催しています。


2:みんなのミュージアムをつくろう!

小さなミュージアム、ライブラリーを認定する
まちなかに小さなミュージアム、ライブラリーをたくさんつくることで、知と学びをふり注ぎ、まちの富を創造するプロジェクトを展開しています。幸せの種をまくステキな取り組みミをミュージアム、ライブラリーに認定します。それにあわせて、スキルアップセミナーや交流会を開催し、小さなミュージアムの支援を展開します。


3:誰でも学芸員・司書になれる

地域社会に知と学びをふり注ぐライセンス
「みんなのミュージアム」を実践するためには、一人ひとりの夢を育む仕事ができる地域社会の学芸員・司書が必要になります。日々の暮らしに不思議や感動を引き起こすことができ、本やふるさとの宝物を人々の知の成長に生かすためのセミナーや交流会を開催し、誰でも地域社会の司書や学芸員として仕事ができるライセンスを提供します。


4:ふるさとプロジェクト

まちの未来風土記をつくる
未来のまなざしから、ふるさとの宝物を探しだすトレーニングを積んだ地域キュレータを派遣ます。地域社会と協力ながらみんなが楽しめるよう物語化された本や映像を創作することで、地域社会が明日へ希望を抱くことができる一歩を提供します。現在、那珂市、行方市、常総市でライブラリーが完成しています。


5:おいしい博物館

暮らしのミュージアムをデザインするプロジェクト
“おいしい文化”を糸口に、“おいしい”にかかわる自然や文化、知恵とそれにかかわる人々を紹介し、みんなで楽しく学ぶことができるミュージアムをつくるプロジェクトを展開しています。「七夕に食べる夏のかぼちゃ」、「夢をひらくれんこん」などのプログラムを開発しています。


6:美しい本をつくろう!


学びの足あとを記録し、公開する
ムーセイオンの時代から、人が出あった不思議や驚きを記録し、それを未来に共有する装置として本は重要な役割を果たしてきました。画像と文字をリンクして人々を感動を育むミュージアムのデザインをいかし、いつでも楽しく手にとることができ、暮らしをかがやかせることができる魅力的な本をつくるためのサポートをします。


7:研究大会とシンポジウム

学びの成果を社会にいかそう!
学会が認定するミュージアムや地域の学芸員、司書の学びの成果を共有するための研究大会やシンポジウム、展示会を開催します。そこでは、会員が創作した本や映像を共有したり、さ地域社会や企業と共同して実施している未来のためのプロジェクトの成果も報告します。